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【香川・殺処分ゼロ】不幸な猫を増やさない!猫とともに生きる観音寺市を目指して
ふるさと納税型クラウドファンディング「不幸な猫を増やさない!猫とともに生きる観音寺市を目指して」
観音寺市では、地域課題である飼い主のいない猫の無秩序な繁殖や生活環境の悪化を防止することを目的とし、個人や団体が実施するTNR活動に対して不妊去勢手術費用の一部を助成するプロジェクトを令和6年度より実施します。
今回、株式会社トラストバンクが提供する「ガバメントクラウドファンディング」を活用し、令和6年5月1日より寄附金の受付を開始します。
プロジェクト名
【香川・殺処分ゼロ】不幸な猫を増やさない!猫とともに生きる観音寺市を目指して
募集期間
令和6年5月1日 ~ 令和6年7月1日 ※募集期間は延長する場合があります
募集額
100万円
寄附金の使い道
個人や団体が市内で実施するTNR活動に対して、不妊去勢手術費用の一部を助成するプロジェクトに活用します。
【事業名】観音寺市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助事業
【対象とする猫】市内で保護され、飼い主のいない猫であること
【補助対象の要件】手術後耳の一部をカットし、元の場所に戻すこと
【補助金額】1頭あたり上限10,000円
観音寺市飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金交付要綱 [PDFファイル/119KB]
寄附の手続きは下記のページからお願いします!
ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」ホームページ<外部リンク>
本プロジェクトの背景
香川県では、香川県動物愛護管理推進計画(第三次)を策定し、殺処分ゼロを目指して猫の殺処分数を令和2年度(2020年度)比で20%減少させることを目標として掲げています。県では、猫の殺処分を減らすために、保健所へ収容される猫の数を減らすとともに、収容された猫については飼い主への返還や、譲渡ボランティア等の活動により適正に飼養できる新しい飼い主への譲渡を行っています。それらの取組により、猫の殺処分数は令和4年度(2022年度)で297匹となり、令和2年度比で13%減少しています。
(参照)香川県ホームページ
一方、観音寺市では、近年、「野良猫のふん尿や鳴き声などで迷惑している」など市に野良猫に関する苦情が増加しています。また、国道や県道、市道で交通事故等により道路上で死亡し、道路障害物として市に持ち込まれる動物は令和5年度で358件であり、そのうち猫は192件となっています。
保健所に収容される猫のほとんどは、飼い主の不明な猫であり、後先を考えない無責任な餌やりによる野良猫の繁殖や飼い猫の逸走や遺棄が原因によるものと言われています。市内で問題となっている猫の問題も野良猫の増加によるものと考えています。
不幸な猫を減らすために
全国では、ノラ猫の繁殖を防止する活動としてTNR活動が行われています。TNR活動とは、T(Trap:捕獲)、N(Neuter:不妊去勢)、R(Release:解放)の頭文字をとったものであり、地域のノラ猫に不妊去勢手術をして繁殖を防ぐことにより、生活環境の改善と動物愛護の両立を目指した、ノラ猫問題の有効な対策の一つと言われています。
本市では、不幸な猫をこれ以上増やさないため、これまでに行ってきた事業に加えて、新たにノラ猫へのTNR活動を行うとともに、市民へのノラ猫に関する啓発活動を実施します。
ガバメントクラウドファンディングとは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組みです。自治体がプロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、 必要な寄附金と使い道、 寄附金を集める期間などを提示して広く資金を調達します。寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができ、2022年3月時点で寄附総額110億円を突破し、 約1400プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング及びGCFは、株式会社トラストバンクの登録商標です。
※ガバメントクラウドファンディングの詳細については、こちら<外部リンク>
※本プロジェクトでは、寄附に対する返礼品はありません。