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【ふるさと学芸館】「今月の一品」(令和5年10月)について

ページ番号:0047408 更新日:2023年10月1日更新 印刷ページ表示

令和5年10月の「今月の一品」は・・・

今月の一品は・・・

銭升01

「銭升」

です!

銭升02

 観音寺市の人気スポット有明浜の白砂に描かれた銭形砂絵「寛永通宝」。見た人は、健康で長生きし、お金に不自由しないと伝えられています。

 今月の一品は、寛永通宝が流通していた江戸時代から使われていたといわれている「銭升」です。

 取っ手がついた木製の箱で、学芸館で収蔵しているものは、底面が50の方形の升に仕切られています。適当な量の硬貨を入れ、何度か左右に動かすと、硬貨は1枚ずつ升目に収まります。一円硬貨や百円硬貨など大きさが違っても、1枚ずつきちんと升目におさまり、50枚が一目で分かる優れものです。

 いつごろ作られたものかは不明ですが、両替商や大店(おおだな)などで素早く間違いなく勘定するために使われていたようです。昭和の時代にも銀行や郵便局、農協など、お金を扱う機関では同様のものが使われていました。

 使い込まれた木や金属の古びた佇まいに、時が刻み込んだ独特の趣を感じることができます。ぜひご来館ください。