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難病ALSの合田朝輝さんが託す思い 絵本「フィーロくんのいと」を寄贈

ページ番号:0045891 更新日:2023年7月7日更新 印刷ページ表示

 難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)で体の動きや声を失いながらも起業家としてWEB制作などを手がける豊浜町の合田朝輝さんが、自身の思いを託した絵本を友人2人と制作。合田さんの実体験をもとに、「あきらめないで挑戦すること」や「助け合いながら生きることの大切さ」を絵本を通じて市内の子どもたちに伝えたいと、6月27日、絵本「フィーロくんのいと」を寄贈いただきました。

 合田朝輝さんは、目の動きでパソコンを操作して文章を打ち込み「生きていたら、しんどいことや辛いこともあるけれど、あきらめないで挑戦していってほしいです」と思いを伝えました。

 絵本は、市内の保育施設や幼稚園、小学校、中学校の38施設に贈られます。 

絵本「フィーロくんのいと」寄贈式

絵本「フィーロくんのいと」寄贈式 絵本「フィーロくんのいと」寄贈式

絵本「フィーロくんのいと」寄贈式

 

絵本「フィーロくんのいと」について

 病気で体が動かなくなったライオンのフィーロくんは大親友のネズミのナウくんに「何もできなくなった」と失意を打ち明けます。ある日、森に雷が落ち、傷ついた仲間を助けようと、ナウくんがフィーロくんに「救助する方法や薬の作り方、森をよみがえらせる方法などのアイデアを考えて」と訴えます。奮起したフィーロくんのアイデアが次々と実行されて森は生き返り、みんながお互いに感謝するというストーリーです。

絵本「フィーロくんのいと」