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観音寺市人権講演会「誰もが安心して暮らせる社会に」

ページ番号:0048980 更新日:2024年1月5日更新 印刷ページ表示

 観音寺市人権講演会が、12月10日にハイスタッフホール小ホールで開催され、270人が参加しました。
 元フェンシング女子日本代表で、日本初となる渋谷区のパートナーシップ制度制定に関わった杉山文野さん(NPO法人東京レインボープライド共同代表理事)が、心と体の性の違いで悩んだ自身の学生時代やLGBTQ当事者の状況、国内外の企業の取り組みなどを紹介しました。
 杉山さんは「性は人の数だけ多様にある。そして、性のあり方は本人が言わない限り分からない。職場や家庭など、その場所が大切であるほど怖くて言えない」と指摘し、「当事者がカミングアウトしなくても安心して生活できる環境が必要」と話しました。
 そして、「皆、何かしらマイノリティ(少数者)のところはある。自分と違う存在に出会ったとき、柔軟に対応する適応力が必要だ」と呼び掛けました。
 講演会の前には人権擁護に関する作品の最優秀者の表彰もあり、受賞者が十河教育長から賞状を授与されたほか、作文の部最優秀の児童と生徒が受賞作品を朗読しました。

人権講演会の様子 人権講演会の様子