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元カメラマンがドキュメンタリー番組撮影の裏側紹介

ページ番号:0054273 更新日:2024年3月4日更新 印刷ページ表示

 観音寺市国際交流協会が2月17日にハイスタッフホールでグローバルセミナーを開催し、53人が参加しました。
 講師を務めたのは、元NHKカメラマンで、現在は大成生コン株式会社代表取締役の三宅淳也さんです。カメラマン時代に「ダーウィンが来た!」「ワイルドライフ」などのドキュメンタリー番組を制作した経験を紹介しました。
 カメラマン時代は年間300日ほど出張しており、そのうち180日は海外のへき地での撮影だったという三宅さん。ボツワナでのライオンとバッファローとの攻防の撮影や、南極の深海1000メートルでの巨大イカ撮影などの様子を生き生きと紹介し、会場から笑い声や驚きの声が上がりました。また、ミクロネシア連邦の航海民族を撮影した経験が、ふるさとや家族の大切さに気付き、故郷の香川県へ帰るきっかけになったと話していました。
 講演後、参加者から上手に撮影するこつを聞かれた三宅さんは、「まずは自分が感じることが大切。漫然と撮るのではなく、自分が美しい、悲しい、許せない、などと感じるものが何かを考えて」とアドバイス。その上で、「例えば、お母さんを撮影したい時、『お母さんの○○』を撮ろうと決める。お母さんの怒り、お母さんの優しさなど。○○を表現できる瞬間、場所を考えて撮影すると良い」と説明し、参加者はメモを取りながら熱心に聞き入っていました。

観音寺市国際交流協会グローバルセミナー