本文
水道原水における有機フッ素化合物の検出について
井戸水の調査結果について
観音寺市茂木浄水場内の井戸におけるPFAS(有機フッ素化合物の中の一部化合物の総称)の検出について、市において、周辺の井戸の使用状況を調査した結果、飲用水として使用されている井戸はありませんでした。
調査内容
調査日
令和6年7月30日(火曜日)から8月7日(水曜日)
調査方法
個別訪問により、井戸を所有するまたは所有する可能性が高い民家及び事業所へ井戸の有無や使用方法を聞取り
飲用等(飲用水としての使用のほか、洗面用等を含む。以下同様。)として使用されている井戸であった場合は、必要に応じて採水・分析(分析項目:PFOS及びPFOA)するとともに、衛生指導を実施
調査範囲
汚染が確認された井戸から半径500メートルの範囲
調査結果
飲用水としての使用について
調査範囲内で飲用水として使用されている井戸は確認されませんでした。
飲用水としての使用を除く飲用等として使用されている井戸について
調査範囲内で飲用水としての使用を除く飲用等として使用されている井戸(1基)を確認しました。
この井戸水について、PFOS及びPFOAを検査したところ、暫定目標値未満でした。(検査結果は、5 ng/L未満でした。)
井戸設置者には、飲用等として使用しないように衛生指導を行いました。
今後の対応
香川県や香川県広域水道企業団と連携して情報収集に努め、井戸設置者等への情報提供を行ってまいります。
詳細については、こちらをご覧ください。
水道原水における有機フッ素化合物の検出について(井戸水の調査結果) [PDFファイル/380KB]
水道原水における有機フッ素化合物の検出について(令和6年7月29日発表分)
本日、香川県広域水道企業団(以下、「企業団」という。)から、定期的に実施している水質検査で、観音寺市茂木浄水場内の井戸水(水道原水)において、国が定める暫定目標値である50 ng/L※1を上回る濃度のPFAS(有機フッ素化合物の中の一部化合物の総称)が検出されたとの情報提供がありましたので、市において必要な対応を行います。
なお、茂木浄水場から送水した水道水のPFOS及びPFOAについては、暫定目標値未満の24 ng/Lとなっています。
今後の対応について
企業団からの情報を受け、市では汚染が確認された井戸から半径500メートルの範囲(別紙)において、観音寺市飲用井戸等衛生対策要領に基づく飲用井戸調査等を県と連携して実施します。
詳細については、こちらをご覧ください。
水道原水における有機フッ素化合物の検出について [PDFファイル/383KB]
PFOS及びPFOAについて
有機フッ素化合物のうちPFOS、PFOAは、泡消火薬剤や金属メッキ処理剤等、幅広い用途で使用されてきましたが、難分解性等の性質を有するため、環境を通じて人の健康に影響を及ぼす可能性が指摘されている物質で、水質に関する要監視項目に指定されています。
参考
PFOS、PFOAの詳細については以下の環境省ホームページをご確認ください。
「PFOS、PFOAに関するQ&A集」及び「PFASに関する今後の対応の方向性」等について(環境省ホームページ)<外部リンク>