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知っていますか? 性的マイノリティ(LGBT)
知っていますか? 性的マイノリティ(LGBT)
性的マイノリティとは、性的少数者ともいわれ、同性が好きな人や、自分の性に違和感を覚える人などをさします。
最近では、性的マイノリティを総称して、LGBTやLGBTQ+という言葉が使われています。
LGBTとは、以下の性的マイノリティの頭文字を並べたものです。
※エックスジェンダー(男女の枠にとらわれない)やアセクシュアル(異性も同性も恋愛対象として見ない)、クエスチョニング(自分のセクシュアリティを決められない)などのセクシュアリティの方も存在し、性的マイノリティはこの分類(LGBT)のみに限定されるものではありません。
2019年に行われた民間の調査によると、性的マイノリティを自認する者は全体の約10%にあたり、日本における左利きやAB型の人の割合とほぼ同じです。
この調査結果は、性的マイノリティの方が非常に身近な存在であることを示していますが、地域や職場、学校などで性的マイノリティの方の存在を感じたことが無い方が大多数ではないでしょうか。
それは、社会の理解不足による偏見や差別によってストレスを感じ、だれにも相談できずに苦しんでいる性的マイノリティの方がたくさんいるからです。
一人ひとりの「性」のあり方を認め合える社会の実現に向け、「性」の多様性について考え、性的マイノリティに対する理解を深めることでアライ(ALLY=理解者・支援者)の輪を広げましょう。