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RSウイルス感染症の定期予防接種がはじまります
令和8年4月1日からRSウイルス感染症の定期予防接種が始まります。
接種方法などは、詳しく決まり次第お知らせします。
また、開始時期など変更がある可能性がありますので、ご了承ください。
RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染による急性の呼吸器感染症で、乳幼児に多い感染症です。
RSウイルスは年齢を問わず何度も感染を繰り返しますが、初回感染時には、より重症化しやすいといわれており、特に生後6ヶ月以内に感染した場合には、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。
生後1歳までに50%以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が少なくとも一度は感染するとされています。
主な症状
潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。
初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、喘鳴ぜいめい(ゼーゼーと呼吸しにくくなること)や呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。
重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。
治療方法
RSウイルス感染症には特効薬はありません。
治療は基本的には対症療法(酸素投与、点滴、呼吸管理など症状を和らげる治療)を行います。
ワクチンについて
妊娠中に妊婦がワクチンを接種することで、作られた抗体が胎盤を通じて赤ちゃんに移行し、RSウイルス感染症の発症や重症化を予防できます。
ワクチンの種類
組換えRSウイルスワクチンアブリスボ筋注用
対象者
接種日時点において、
観音寺市に住民票がある、妊娠28週0日から36週6日までの方
接種費用
無料
接種回数
1回
その他
対象の方には後日、ご案内する予定です。
厚生労働省ホームページ(参考情報)
RSウイルス感染症<外部リンク>
RSウイルス感染症に関するQ&A<外部リンク>


