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萩原寺(はぎわらじ)
萩原寺は、大同2年(807)弘法大師によって開基されたと伝えられ、平安時代には仏法興隆の一大拠点となりました。
江戸時代には末寺280余ヶ寺を統轄した本寺として、輝かしい歴史を持っており、現在でもその名残りを見ることができます。
境内は、本堂、仁王門、大師堂、客殿、宝物館など九つの堂宇が建ち並んでいます。
とくに宝物館には、重要文化財に指定されている「急就章」「法華曼陀羅図」「観経曼陀羅図」のほか、数百点におよぶ
寺宝が納められています。
9月中旬から下旬になると、境内のいたるところに30種類、約2,500株の萩の花が咲き乱れ、多くの見物客や参拝客の目を
楽しませてくれます。
9月に開催される萩まつりでは、萩の花を背景に茶席や琴の演奏、骨董市などを楽しむことができます。
そのため、別名「萩寺」と呼ばれ、萩の名所として広く知られています。
アクセス
車
高松自動車道大野原ICから車で12分(約6km)
鉄道
JR観音寺駅からタクシーで16分(約8km)
のりあいバス
1日4便。
JR観音寺駅からのりあいバス五郷高室線に乗り、運転手に「萩の丘公園付近」と告げてください。
萩の丘公園から萩原寺まで徒歩約20分です。
のりあいバスにはバス停がなく路線上ならどこでも乗り降り自由です。
(ただし、国道11号線は指定場所以外、乗り降り禁止)
お問い合わせ先
萩原寺
〒769-1614 観音寺市大野原町萩原2742
Tel:0875-54-2066