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【ふるさと学芸館】「今月の一品」(令和5年7月)について

ページ番号:0045825 更新日:2023年7月1日更新 印刷ページ表示

令和5年7月の「今月の一品」は・・・

今月の一品は・・・

bouzu01

「ぼうず」

です!

bouzu02

これは、一体何でしょう。
今までの今月の一品は、知らないものでも写真を見れば、何となく使い道が予想できるものだったように思います。しかし、今回は写真を見ただけでは何に使うか、どう使うかなど全く想像できないものではないでしょうか。


今月の一品は、麦わら帽子を作るために使用されていた型どり用具で「ぼうず」と呼ばれていたものです。昭和60年3月に発行された『大野原町の民俗文化財』には、生産・生業に用いられるものとして紹介されています。

昔、この辺りでは、麦わらをひも状に組んだ麦稈(ばっかん)真田(さなだ)の生産が非常に盛んだったそうです。そのため、麦稈真田を材料にした夏季用麦わら帽子も多く作られていました。その際に、帽子の型どりに使用したのがこの「ぼうず」で、麦稈真田は、明治・大正時代に生産の最盛期を迎えました。

今も昔も、夏にぴったりの麦わら帽子。今年の夏も暑くなりそうです。ぜひご来館いただき、ひんやりとした「ぼうず」に触れてみませんか。