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【ふるさと学芸館】「今月の一品」(令和5年12月)について

ページ番号:0048245 更新日:2023年12月1日更新 印刷ページ表示

令和5年12月の「今月の一品」は・・・

今月の一品は・・・

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「蔵錠前」

です!

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『ド、ドロボーッ‼』小説や漫画等で目にするフレーズですが、実際には見聞きしたくないものです。泥棒とは、他人の物を勝手に盗む人のことで、その昔、顔に泥を塗り、棒を武器に犯行に及んでいたことが語源だとも言われています。

天下の大泥棒として世間を騒がせた石川五右衛門が詠んだ「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」は、辞世の句として有名です。以後、400年以上たちますが、空き巣や侵入被害は後を絶たず、年末年始にはその件数が急増するそうです。今は人感センサーや防犯カメラ、防犯ガラスをはじめ、頼りになる防犯グッズがたくさんありますますが、大切なのは、短時間であっても、外出時には必ず戸締り施錠を確認することではないでしょうか。

今月の一品は、錠前の一つで、蔵の中に入れてある米や家宝など貴重な品々を泥棒から守る「蔵錠前」と呼ばれていたものです。是非、当館で実物を隅々まで観察し、形や仕組みからどのように使われていたかを想像してみてください。

卯年のカレンダーも、あと一枚を残すところとなりました。本年も多くの方にご来館いただきまして、本当にありがとうございました。来年も、本年同様よろしくお願いいたします。