ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 観光 > 歴史・文化・アート > 資料館 > 【ふるさと学芸館】「今月の一品」(令和6年2月)について
現在地 トップページ > 分類でさがす > 子育て・教育 > ふるさと学芸館 > ふるさと学芸館 > 【ふるさと学芸館】「今月の一品」(令和6年2月)について

本文

【ふるさと学芸館】「今月の一品」(令和6年2月)について

ページ番号:0053514 更新日:2024年2月1日更新 印刷ページ表示

令和6年2月の「今月の一品」は・・・

今月の一品は・・・

kusuribako01

「置き薬の薬箱」

です!

kusuribako02

ご家庭に救急箱(薬箱)は置いていますか?

今月の一品は「置き薬の薬箱」です。今のように近くに薬を買う店がない時代は、行商の売薬(ばいやく)さんによる「配置薬(はいちやく)(置き薬)」が多くの家庭で利用されていました。

得意先を訪れた売薬さんは、世間話をしながら、置き薬が使われていたら「お役に立つことができて本当によかった。ありがとうございました。また、 お役に立つように薬を入れておきますね!」と役立ったお礼をいい、使われていないと「薬をあまり使うこともなく、皆さんお元気でよかったです。新しい薬に詰め替えておきますね!」と健康を祝いました。このような相手意識に立った言葉しぐさは、心に感じるものがありました。

医者にかかるのも、薬を手に入れるのも大変な時代では、応急手当の薬が入った薬箱は、家族の健康管理に欠かせない存在だったといえます。子どもの頃、売薬さんからおまけにもらう紙風船や飴玉を楽しみにしていたという方も多いのではないでしょうか。

寒い日が続きます。風邪、インフルエンザなど冬の流行病(はやりやまい)は油断できません。どうぞ、お身体をおいたわりください。