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椀貸塚古墳

ページ番号:0012035 更新日:2016年3月22日更新 印刷ページ表示

椀貸塚古墳

 6世紀後葉に築造された墳丘直径37.2m、推定墳丘高約10mの円墳です。墳丘の周囲には二重周濠と周堤が存在し、古墳全体の範囲は直径約70mの広大な面積を占有しています。また、複室構造である横穴式石室の全長は14.8mを測り四国最大規模です。特筆すべきは、横穴式石室の中心施設である玄室(玄室長6.8m、玄室最大幅3.6m、玄室高3.9m)の床面積が24.6平方メートル、空間容積が72.7立方メートルあり、我が国トップクラスの見瀬丸山古墳、石舞台古墳などに準じる規模を誇っており、被葬者の強大な勢力を反映していると考えられます。
 大野原八幡神社境内に所在。国指定史跡(平成27年10月7日指定)
(観音寺市大野原町大野原字椀貸塚1913-1 ほか)(平成27年10月8日更新)

 また、昔話、「椀貸塚伝説」の地としても知られています。