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【ふるさと学芸館】「今月の一品」(令和7年3月)について
令和7年3月の「今月の一品」は・・・
今月の一品は・・・
「二眼レフカメラ」
です!
3月を迎え、学校から卒業に向けた歌声が聞こえるようになりました。その声を耳にして、あらためて卒業写真を見る人もいるのではないでしょうか。
今月の一品は、1920年代に登場し、多くの卒業写真を撮影したであろう「二眼レフカメラ」です。
縦長の箱型で、上にファインダー用、下に撮影用の二つの光学系レンズが並んでいます。両者は同じ焦点距離で、連動してピントを合わせられるようになっています。目で見た構図と仕上がりの位置が微妙にずれてしまうこともありますが、その分印象的な写真となるようです。1950年代に登場したレンズシャッターカメラが大衆向けカメラの主流となり、二眼レフカメラは1990年代に販売中止となりました。しかし、レトロ感があり、おしゃれな見た目から今でも愛好する人は少なくないようです。
本館には、この二眼レフカメラ以外にも、レンズシャッターカメラ、一眼レフカメラやインスタントカメラなど、フィルムカメラを多数展示しています。どうぞご覧になってください。