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【ふるさと学芸館】「あれやこれや」(令和7年10月)について
ふるさと学芸館「あれやこれや」 今月は・・・
「体験活動1」
です!
ふるさと学芸館では、主に小学3年生を対象として昔の生活を体験する「体験活動」を行っています。9月から11月にかけて、中讃地区の12校、847人が取り組む予定です。
体験活動は大きく2つのプログラムに分かれます。まず、屋外活動が中心のプログラム1は次のような内容です。
(1)手押しポンプでくみ上げた水をたらいに張り、ハンカチを洗濯板で洗って干す
(2)七輪で火を起こし、炭を足し、焙烙(ほうらく)を置いて大豆をいる
(3)熾火(おきび)となった炭を入れたアイロンでハンカチのしわを伸ばす
(4)煎った大豆をいしうすでひいてきな粉にする。
屋内活動のプログラム2は次のような内容です。
(1)笠・背負子(しょいこ)を身に着ける
(2)唐箕(とうみ)・縄ない機・五右衛門風呂・棹秤(さおばかり)などの説明を聞く
(3)昔の灯り(裸電球・行火)の明るさを味わう
(4)ダイヤル式電話、足踏み式ミシンを操作する
最後に、かまどで炊きあがったばかりの白米に、挽きたてのきな粉をまぶしたおにぎりを食します。まさに「ほおばる」といった食べっぷりで、おいしさが伝わってきます。
3時間ほどの活動を終えて学芸館を後にする子どもたちの表情や感想は、私たち職員のやりがいを大いに喚起(かんき)してくれるものです。これからも、たくさんの子どもたちと共に体験活動を続けていきたいと思います。