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令和6年度 高齢者新型コロナウイルス感染症予防接種
令和6年度以降の新型コロナウイルス感染症予防接種は、高齢者インフルエンザ予防接種と同様の「定期接種」に位置づけられます。
接種を受ける法律上の義務はなく、本人が接種を希望する場合に限り接種を行います。
ワクチンの効果と副反応のリスクの双方について理解し、本人の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いいたします。
対象者
観音寺市に住民票を有する
1. 接種日に65歳以上の方
2. 60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方(身体障害者手帳1級を有する方)
実施期間
令和6年10月から令和7年3月31日まで
(ワクチンの流通状況等により開始日が遅れる可能性があります。)
予診票の発送
生年月日 |
発送予定 |
---|---|
昭和34年9月30日以前 |
令和6年9月末発送 |
昭和34年10月1日から昭和35年3月22日まで |
65歳到達後、随時発送※ |
昭和35年3月23日から昭和35年3月31日まで |
65歳到達後、申請により発行※ |
生年月日 |
発送予定 |
---|---|
昭和39年9月30日以前 |
令和6年9月末発送 |
昭和39年10月1日から昭和40年3月22日まで |
60歳到達後、随時発送※ |
昭和40年3月23日から昭和40年3月31日まで |
60歳到達後、申請により発行※ |
※9月末に対象者へハガキで通知します
新型コロナウイルス感染症予防接種 予診票見本 [PDFファイル/142KB]
実施医療機関と使用ワクチン
観音寺市、三豊市の協力医療機関で接種できます。
また、香川県内広域協力医療機関でも接種できます。
※県内協力医療機関で予防接種を受けることが難しい場合は事前に市へお問い合わせください。
※使用ワクチンの最新情報は、順次、市ホームページ等でお知らせします。
※ 医療機関によって、使用するワクチンメーカーは異なります。
ワクチンの種類
ワクチンの種類 | メーカー (販売名) |
詳細 |
---|---|---|
mRNAワクチン | ファイザー (コミナティ) |
詳細はこちら |
モデルナ (スパイクバックス) |
詳細はこちら | |
第一三共 (ダイチロナ) |
詳細はこちら | |
mRNAワクチン (レプリコンワクチン) |
Meiji Seika ファルマ (コスタイベ) |
詳細はこちら |
組換えタンパクワクチン | 武田薬品 (ヌバキソビッド) |
詳細はこちら |
mRNAワクチンとは
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンは、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報の一部を注射します。人の身体の中で、この情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。
mRNAワクチン(レプリコンワクチン)とは
レプリコンワクチンはmRNAワクチンの一つですが、接種されたmRNAが細胞内で一時的に複製されるように設計されていることから、既存のmRNAワクチンに比べてウイルスのタンパク質が作られる時間が長いという特徴があります。このため、既存のmRNAワクチンよりも強く免疫が誘導され、抗体の持続期間が長いことが確認されています。
組み換えタンパクワクチンとは
新型コロナウイルス感染症に対する組換えタンパクワクチンは、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質の遺伝子をもとに作られた組換えタンパク質をナノ粒子化した製剤で、免疫の活性化を促進するためのアジュバントが添加されています。
本ワクチンの接種により組換えスパイクタンパク質がヒトの細胞内に取り込まれると、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。
また、組換えタンパクワクチンは不活化ワクチンの一種であり、日本においても、B型肝炎ウイルスワクチンなど、他のワクチンでの使用実績があります。
引用:【厚生労働省】新型コロナワクチンQ&A<外部リンク>
接種回数
1回
費用助成は、実施期間内に1回のみです。
2回目以降の接種を希望される場合は全額自己負担となります。
自己負担金
2,100円(医療機関窓口でお支払いください)
※市民税非課税世帯または生活保護世帯に属する方は自己負担金が免除になりますので、
接種前に証明書をご準備ください。
(下記ア~エ、オ~カのうち1点)
※ 接種後の払い戻しはできません。
免除対象者 | 証明書名 | 申請方法 |
注意事項 |
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非課税 世帯の方
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ア. 介護保険料額決定通知書
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1.令和6年度に発行された最新のものを準備 2.接種を受ける本人のものであるか確認 3.所得段階が1~3段階であるか確認 4.所得段階が1~3段階であった方は、A4サイズの紙に所得段階が書いてあるページを事前にコピーをして、予診票と共に医療機関へ提出してください。 |
・未申告のものは使用できません。税務課で申告をしてください。 ※紛失された場合は再発行できませんので、エ.の申請をお願いします。 |
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イ. 介護保険料納入通知書
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ウ.介護保険負担限度額認定証 |
1.接種を受ける本人のもので、有効期限内であることを確認 2.A4サイズの紙に事前にコピーをして、予診票と共に医療機関へ提出してください。 |
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エ. 高齢者新型コロナウイルス感染症予防接種自己負担金免除対象世帯証明書
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健康増進課(本庁舎1階4番窓口)または各支所まで申請に来てください。 (持ってくる物) (1)接種を受ける本人の予診票 (2)接種を受ける本人の身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等) |
・接種前に申請に来てください。 ・代理人の方が申請に来られる場合は (1)接種を受ける本人の予診票 (2)接種を受ける本人の身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等) (3)代理人の身分証明書(顔写真入りのもの1点もしくは顔写真なしのもの2点) を持って来てください。 |
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生活保護 世帯の方 |
オ. 生活保護受給証明書
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本庁舎1階7番窓口まで申請に来てください。 (持ってくる物) (1)接種を受ける本人の予診票 |
・接種前に申請に来てください。 ・令和6年度発行のもので、使用目的が新型コロナウイルス感染症予防接種と記載されたもの |
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カ. 高齢者新型コロナウイルス感染症予防接種自己負担金免除対象世帯証明書 |
健康増進課(本庁舎1階4番窓口または各支所まで申請に来てください。 (持ってくる物) (1)接種を受ける本人の予診票 (2)接種を受ける本人の身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等) |
・接種前に申請に来てください。 ・代理人の方が申請に来られる場合は (1)接種を受ける本人の予診票 (2)接種を受ける本人の身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード等) (3)代理人の身分証明書(顔写真入りのもの1点もしくは顔写真なしのもの2点) を持って来てください。 |
※令和6年1月2日以降に観音寺市へ転入された方は健康増進課へお問い合わせください。
接種の手順
1.接種を希望する医療機関へ接種の予約をします。
2.予診票に必要事項を記入します。
3.予約した日時に予防接種を受けに行きます。
持ち物
1.新型コロナウイルス感染症予防接種の予診票
(用紙のミシン目を切り取らずにお持ちください)
2.予防接種自己負担金2,100円
(自己負担金免除者は証明書が必要)
3 .健康保険証などの本人確認証明書類
(住所確認等のため)
注意事項
1.今回の予防接種は、接種義務が無く、本人が希望する場合に限ります。
2.接種を希望される場合は 新型コロナウイルス感染症予防接種について [PDFファイル/7.18MB]をよくお読みください。
3.転出等で、接種日に観音寺市に住民票がない場合、観音寺市の予診票は使用できません。
転出予定のある人は、健康増進課までご相談ください。
また、転出後は、転出先の市町村へご相談ください。
予防接種を受けた後の注意事項
1.一般的な注意事項
・予防接種を受けた後、急な副反応が起こることがあります。接種後 30 分は接種を受けた 施設で待機し、帰宅後体調に異常を感じた場合には、速やかに医療機関へ連絡してくだ さい。
・接種当日の入浴は差し支えありませんが、注射した部位を強くこすることはやめましょう。
・接種当日はいつもどおりの生活をしても構いませんが、激しい運動や過度の飲酒は控えましょう。
2.副反応が起こった場合
主な副反応・・・注射した部位の痛み、頭痛、関節や筋肉の痛み、疲労、寒気、下痢、発熱 等重大な副反応‥ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎 等
その他にも、コロナウイルス(SARS-CoV-2)RNAワクチン接種後のギラン・バレー症候群等が報告されています。
・接種後や接種後数日以内に胸の痛みや動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
・接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
詳細は、新型コロナワクチンの副反応・予防接種健康被害制度についてをご参照ください。
予防接種健康被害救済制度について
新型コロナウイルス感染症予防接種によって引き起こされた副反応により、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害を残すなどの健康被害が生じた場合には救済が受けられます。
健康被害の程度に応じて、医療費、医療手当、障害年金、遺族年金、遺族一時金、葬祭料があり、法律で定められた金額が支給されます。
ただし、その健康被害が予防接種によるものかどうか、国の審査会にて審議し、予防接種によるものと認定された場合に給付されます。
申請に必要となる手続きなどについては、観音寺市健康増進課へお問い合わせください。
詳細は、新型コロナワクチンの副反応・予防接種健康被害制度についてをご参照ください。
医療機関の方へ
新型コロナウイルス感染症予防接種請求書をダウンロードして、請求書と予診票を添えてお送りください。
(自己負担金免除の場合は、免除のための証明書を添付してください。)
翌月10日締め、月末支払いです。
10日までに必着となるように送付してください。
3月分の請求につきましては、請求書の右上の日付を「3月31日」とご記入ください。
新型コロナウイルス感染症予防接種 請求書(観音寺市・三豊市実施医療機関) [PDFファイル/58KB]
新型コロナウイルス感染症予防接種 請求書(広域医療機関) [PDFファイル/58KB]
任意接種について
定期接種の対象者に該当しない方や、定期接種の実施期間以外で接種を希望する方は、任意接種(全額自己負担)として接種を受けることができます。
任意接種における接種可能医療機関は市で把握しておりませんので、接種をお考えの医療機関にご相談ください。