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令和6年全国広報コンクールで、観音寺市出身の作家でハンセン病回復者である島比呂志さんを特集した「広報かんおんじ令和5年6月号」が広報紙部門で入選しました。これからも市民の皆さんに親しまれる広報紙をめざしてまいります。
<広報紙(市部)部門>
入選 「広報かんおんじ令和5年6月号」
令和6年全国広報コンクール審査結果(公益社団法人日本広報協会ホームページ)<外部リンク>
特集では、没後20年の地元出身のハンセン病回復者の作家を通じて、ハンセン病問題(人権問題)を取り上げている。最初の4ページで作家・島比呂志の生涯と活動をまとめ、次に後輩となる高校生たちがその足跡を訪ね、ハンセン病についての理解を深めていくという構成がうまい。作家、支持者、研究者、担当者とうまくかかわりのある人間をつなぐことで記事にふくらみが出た。
ハンセン病について語る場合、(1)病気について正しく知ること、(2)その差別の歴史を知ることの2点が必要となる。社会から偏見と差別をなくすには、まず病気についての正しい知識をもつことであり、それでこそ島比呂志を理解することもできるのだという編集方針がしっかりしている。編集後記には、担当者の素直な思いが綴られている。個人的な事情とともに、担当者の記事に込めた強い思いが明かされている。この点も高く評価したい。
<注意>令和5年6月号の郵送のご希望について(詳しくはこちらをご確認ください)
令和5年度香川県広報コンクールで、「広報かんおんじ」令和5年6月号が広報紙(市部)部門で最優秀賞、令和5年10月号が広報写真部門で優秀賞を受賞しました。令和5年6月号は日本広報協会主催の全国広報コンクールへ、香川県の代表作品として推薦・出品されます。
<広報紙(市部)部門>
最優秀賞 「広報かんおんじ令和5年6月号」
<広報写真部門>
・組み写真の部
優秀賞 「広報かんおんじ令和5年10月号」(2~3ページ)