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3月25日、市と王子コンテナー株式会社愛媛工場は、「災害時における物資提供等の協力に関する協定」の調印式を行いました。
これは、避難所運営に必要な物資の提供に関するもので、災害時には同工場が、段ボールベッドや段ボールパーテーション、紙製簡易トイレなどの段ボール製品を市に提供します。
ベッドは、差し込むだけで簡単に組み立てることができ、パーテーションは蛇腹状になっているため、広げるだけで簡単に利用することができます。
藤原昭夫工場長は「当社の強みは全国で27工場あること。被災した人のストレスの改善や体調管理に役立ててもらえれば」と話すと、白川市長は、「利便性の高い段ボールを提供していただけることは大変心強い」と謝辞を述べました。
3月26日、市と特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンは、「災害等緊急時における支援協力に関する協定書」の調印式を行いました。
これは、防災訓練の支援や所有または運用する技術や航空機、船舶などを活用した災害状況などの情報収集や避難所運営支援、人員・救援物資等の輸送に関するもの。
大西健丞代表理事が「医療支援船は、以前、市の航路で利用されていた『ニューいぶき』で、現在は『いぶき』という名前で、災害時に支援母船として派遣される予定です。線状降水帯により特定地域だけに大きな被害が出る場合もあるので『いぶき』を活用し、市を支援したい」と述べると、白川市長は「災害時には、海から空からと御社の総力を結集し、市民の生命・身体を守っていただきたい」と話していました。