本文
11月4日、大野原小学校5年生89人が校庭で、昔の農具を使って米の脱穀やもみの選別を体験しました。これは、農作業の大変さや農具を開発した先人の知恵を体験してもらおうと、ふるさと学芸館が初めて行った出前授業。児童たちは、バケツで育てた稲を、足踏み脱穀機を使って一人ずつ脱穀し、ふるいでもみを選別した後、すり鉢とボールを使ってもみ殻と玄米を分けるもみすりを行いました。
作業を終えた児童たちは、「足踏み脱穀機で、もみとわらが一緒に飛んでいかないようにするのが難しかった」「昔の人は機械を使わず、自分たちの力で稲刈りや脱穀、精米をしていて、お米を作る大変さが分かった」と話していました。