市内の公立幼稚園および公立こども園の通園支援バス9台に、緊急時にボタンを押し外部に異常を知らせる押しボタン送信機を設置。11月1日には、大野原こども園で通園支援バス送迎時の安全管理訓練が行われ、バスを利用する約100人の園児が参加しました。
園児たちは、バスの中に取り残された場合に助けを求めるボタンの位置や押し方、ブザー音などを一人ひとりが確認し、自分の命を守る方法を学びました。訓練を見守った保護者は「ボタンが分かりやすい位置にあるので安心した」と話していました。
日ごろから職員と添乗員の複数人で園児の人数と乗車名簿の突合、運行会社では降車後の車内確認をしていますが、それでも万が一運行会社の車庫に戻ったバスに取り残された場合に、乗降口に設置されたボタンを押すとバス会社の事務所にブザー音とフラッシュの光で異常を知らせ安全対策の徹底を図っていくというもの。訓練は、他園でも順次実施する予定です。