粟井地区で高齢者の移動支援サービス開始

　12月9日、移動・外出に困った高齢者を支援しようと、粟井地区で「おでかけ あじさい便」の出発式が行われました。

　第2層協議体「楽らくあわい」の取り組みで、自宅と買い物や病院などの目的地を移動する際に利用できるサービス。運転手やアシスタントは、地域住民のボランティア45人が交代で担当します。

　利用者は「雨や寒い日も、少し無理をして自転車で買い物に行っていたので、とても助かる」と話していました。

　毎週火曜日と金曜日の午前9時～午後4時30分の間で運行。粟井地区で外出に困っている満65歳以上の高齢者で利用登録が必要です。

　第2層協議体とは、子どもから高齢者まで安心して暮らせる助け合いのある地域づくりを目指して、住民が主体となって情報共有をしながら地域課題を整理し、地域に必要な仕組みを作り出す組織です。広報かんおんじ12月号では、各地区の第2層協議体の取り組みを紹介しています。