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12月10、11日に東京・両国国技館で開催された「全日本ロボット相撲大会2022」で、自立型部門で観音寺総合高校が、ラジコン型部門で三豊工業高校OBが優勝しました。2部門とも制する快挙で、観音寺市の高校の高い技術力を全国に示しました。
ロボット相撲は、参加者が自作したロボット(幅・奥行き20センチメートル以内、重さ3キログラム以内)を力士に見立て、直径約1.5メートルの土俵から相手を押し出すことで勝敗を決める競技です。
12月21日に佐伯市長を表敬訪問し、受賞を報告しました。観音寺市の高校が自立型部門で優勝するのは、三豊工業高校以来15年ぶりです。
観音寺総合高校電気科3年の滝口陽向さんは、「高校最後の大会なので、上位になれるよう頑張っていた。県代表として出場した11月の高校生ロボット相撲全国大会では初戦敗退し、悔しい思いをしたが、今回優勝できたのは先生や先輩方のおかげです」と話し、佐伯市長は「将来に向け、素晴らしい人生の糧になる。自信と誇りを持って、卒業後は市や県、日本のために力を発揮してほしい」とエールを送りました。
<観音寺総合高校チーム>
(写真左から)電気科3年 滝口陽向さん、メカトロ部顧問 久留嶋孝文さん
三豊工業高校OBチームは1月6日に佐伯市長を表敬訪問し、受賞を報告。
小山明信さんと豊浦広行さんは、高校の先輩と後輩の間柄で、今回初めて正式に2人でチームを組みました。小山さんは、「高校時代から出場を続け、20年経ってようやく1位になれた。三豊工業高校の名前を残せればという思いで、卒業後も毎年参加してきた」と話し、佐伯市長は「三豊工業高校の並々ならぬ伝統を受け継がれていると感じる。これからも後輩たちにお二人の素晴らしい技術を伝えていただきたい」と称えました。
<三豊工業高校OBチーム チーム名「MTY-OB’s-」>
(写真左から)小山明信さん、豊浦広行さん(吉岡町)