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1月31日、どんな状態になっても地域で自分らしく暮らせるような地域づくりを考えるフォーラムがハイスタッフホールで開催され、市民や医療・介護専門職、第2層協議体などの地域関係者約300人が参加しました。
ファシリテーターに株式会社TRAPE代表取締役の鎌田大啓さんを迎え、「あきらめんでえんで 望むくらしを最後まで」をコンセプトに4人のシンポジストがそれぞれの立場から地域づくりに関する取り組みを紹介しました。
第2層協議体13地区の特色ある取り組みについて紹介。「活動を通して人と人がつながれることが大事。つながれる地域になることを目指しています」
「介護が必要になる前の元気な時から、日常生活の中でしたい事・どのように暮らしていきたいかを家族が本人と話していくことが大事。望む暮らしを諦めなくていいように本人の思いを大事に支援していきたいです」
「『あきらめました』から『あきらめません』に変えていかなければいけない。本人にとっての生きがいを一緒に模索し、一緒にチャレンジし、一緒に諦めなくていいように取り組んでいます」
高齢者の介護予防に向けての取り組みの一つ、元気を取り戻すことを目指す「お元気アップ教室」について紹介。「本人の思いを知り、その思いを大切に一緒に諦めない方法を考える事が大切。専門職や地域がつながることで、諦めていたことが叶えられるよう支援していきたいです」
参加者からもそれぞれの取り組みや課題、地域づくりに対する思いなどを聞くことができました。市のコンセプトが決まり、あきらめなくていい地域づくりに向けてみんながつながるための大きな一歩を踏み出しました。