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3月26日、本市出身のハンセン病回復者で作家の島比呂志(しま ひろし)さんのシンポジウムが中央図書館で開催され、78人が参加しました。
島さんの母校・観音寺第一高等学校の生徒4人が、著書『菜種梅雨』から島さんの感情を分析し、研究発表したほか、長年島さんを研究する香川西部支援学校教諭の藤田彰一さんが『島比呂志さんへのアプローチ』という演題で講演しました。
藤田さんは「正しく知り、触れ合い、忘れず伝えていくことが大切」とし、「今日のシンポジウムを通して心が動いたことがあれば、周りの人に伝えていってほしい」と呼び掛けました。