10月4日、観音寺中央幼稚園でバスに取り残された場合を想定し、「SOSボタン」を押して助けを求める訓練が行われました。普段バスに乗らない園児も園外保育で利用するため、全園児約130人が参加。
市では、車内での置き去りを防止するため、9~10月までに市立幼稚園・こども園の通園支援バス9台に安全装置を取り付け、随時訓練を実施しました。「SOSボタン」を押すと、ブザー音が鳴り「車内に人がいます。確認してください」という警告が車外に流れる仕組みになっています。
先生が「バスでひとりぼっちになったとき、ボタンを押したら助けに来てくれるからね」と呼び掛けると、園児らは緊張した様子でバスのドア付近に設置された「SOSボタン」を押し、車外に助けを求められることを確かめていました。
見学に来ていた保護者は「訓練を実施していただけて安心」「定期的に訓練を行ってもらえれば」と話していました。