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12月16日、観音寺総合高等学校で「S-MART」が開催され、家族連れなどでにぎわいました。
食物系列の生徒によるモーニングセットやパンの販売、電子科の生徒が製作したゲームコーナー、保育音楽選択者による歌の発表、点字で名刺を作る体験、防災食についての展示など子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん。
食物系列の2、3年生11人は、果物や野菜の飾り切りを披露しました。桂むきやフルーツカービングなどの歴史を紹介しながら、大根を鳳凰やチェーンの形にしたり、ニンジンをカービングナイフ一本で花に彫り上げたりしました。
実演の最後には、「料理はおなかを満たすだけではなく、心を満たし、時には驚きと感動を与えてくれるもの。伝統を守りつつも、新たな挑戦をするためこれからも日々励んでいこうと思います」と述べ、観客から大きな拍手が送られました。
飾り切りを披露した生徒は「3~4カ月の間、放課後や家で練習した。思った以上にたくさんの人が見に来てくれて緊張したが、うれしかった」と笑顔を見せました。