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10月25日、第33回日本抜刀道連盟全国大会で優勝した讃岐抜刀道所属の安藤一昭さんと三宅康司さんが佐伯市長に結果を報告しました。
抜刀道とは、日本刀を用いて仮標(畳表を巻いたもの)を斬る武道で、試合では作法や姿勢、斬り口などを審査します。
佐伯市長自身、学生時代に柔道に励んでいたことから、「私もいつも平常心、不動心であることを心掛けている。お二人の姿を見て、現役時代に戻って背筋を伸ばしていかないとと思うし、武道に励んだ一人として敬意を表します」と話していました。
安藤さんは形の部・個人戦(4、5段)で優勝、また文部科学大臣賞を受賞され、「何度もチャレンジし、優勝できたので大変うれしい。練習すれば上達するものなので、歳をとっても頑張れることを皆さんに示したい」と話しました。
三宅さんは、実技の部・個人戦(6、7段)で優勝、また日本抜刀道連盟大会会長賞を受賞され、今回の優勝をもって全部門制覇を果たしました。三宅さんは「武道に終わりはない。今後は抜刀道の普及と後進の指導に力を入れていきたい」と話しました。