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1月14日、第74回「社会を明るくする運動」の作文コンテスト小学生の部で、片山真奈さん(豊田小学校6年)が優秀賞の香川県教育委員会教育長賞、篠原優希さん(豊浜小学校6年)が優秀賞の高松保護観察所長賞を受賞し、佐伯市長に喜びの報告をしました。
片山さんの作文「決めつけず、相手を知ろう」では、父親の友人の外国人と遊んだ時、自分の考えが大きく変わった出来事が書かれています。外国人というだけで怖いという印象があり、迎えに行くのが嫌だなと思っていた片山さんは、いざ接してみると話す言葉や住んでいる場所が違うだけで、自分たちと変わらないと感じたそうです。また日常生活の中でも「怖そう」「悪い人」という決めつけが潜んでいるのではないかと調べ、「いろんな人と関わることは勇気がいるけど、自分の決めつけで相手を判断せずに、相手を知り、相手のことも自分のことも大切にしていきたい」とつづっています。
篠原さんの作文「出会うということ」では、罪を償って再び社会に出てきた人との関わりについて、うわさを真に受けるのではなくその人をきちんと知るということ、また声を掛けることはその人と通じ合う優しい一歩だと、幼いころの転校で経験したことをもとに書かれています。「偏見を持たずに歩み寄ることのできる人になりたいと思います。そんな人との出会いを『幸せ』と私は呼びたい」とつづっています。