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大規模災害の際に的確な対応がとれるよう、9月28日に大野原中学校で市総合防災訓練を実施し、大野原地区の住民と、市や県、県広域水道企業団や三観広域行政組合消防本部の職員、協力団体など合わせて約200人が参加しました。
地震発生と同時にため池が決壊したと想定し、訓練を開始。地区での動きを確認した後、地震で家具に挟まれ身動きがとれない人や浸水した家から自力で出られない人を救出するために、市と関係団体や協力団体との連携体制を確認しました。
訓練後には、屋外・体育館での固定展示を回り、起震車で震度7の揺れを体験したり、協力団体の取り組みや家具の固定方法など防災に役立つ知識などを学んだりしました。
訓練に参加した地域の人は「訓練に参加し、防災意識が高まった。今日学んだことを一つ一つ実行し、みんなと協力していきたい」と話していました。
震度7の揺れを体験。
給水タンクを紹介。
物資を運ぶドローンなどを紹介。
シャワートレーラーを紹介。
訓練で使用した車両を展示。
「ハザードマップを活用して避難時に慌てない準備を」をテーマに講演。
家具転倒防止器具やペットの防災非常持ち出し用品などを紹介。
防災備蓄にもなる「釜揚げいりこご飯」を紹介し、試食品を提供。
DWAT:Disaster(災害) Welfare(福祉) Assistance(支援) Team(チーム)。福祉の専門職で構成された災害発生時の支援チームの活動を紹介。
避難場所は学校の教室を想定。1メートル間隔でのパーテーションの設置や段ボールベットを紹介。