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10月8日、三原康作さんから子どもたちの教育に役立ててほしいと、絵本『神力丸の羅針盤 マドロス母ちゃんの大波、小波』を市内の保育所やこども園、幼稚園、小・中学校に寄贈いただきました。
三原さんは、女性船長の先駆けにもなった母マスエさんの人生を綴った絵本を作成し、マスエさんにプレゼント。母への絵本を子ども向けに再編集したのが、この絵本になります。戦後、マスエさんが夫に替わって「神力丸」の舵を取り、家族の生活を支えながら、現在の三原汽船にまで成長させていく様子が描かれています。
三原さんは「戦争の悲惨さや女性の活躍、家族の絆と海運業の発展などについて書いているので、この絵本を読んで子どもたちに何かを感じてもらえれば」と話していました。