聴覚に障がいがある人などが災害時に支援や配慮を受けやすくなるよう、「災害用バンダナ」を社会福祉課窓口や西讃ろうあ協会(木之郷町)で6月から配布しています。
配布開始を前に、5月31日に白川市長が同協会の近藤龍治会長に1枚目のバンダナを贈呈しました。
白川市長は「聞こえないことで、日常生活でご苦労されることが多いと思うので、何か応援や手助けがしたいとバンダナの配布を決めた。少しでもお役に立てば」と話し、バンダナを受け取った近藤会長は、「外見では聞こえない状況が分からないので、バンダナがあることで支援が必要だと分かりやすくなる。今後災害が増えるかもしれないが、このバンダナを使うことが当たり前になればとても嬉しい」と述べました。
バンダナは縦横75センチメートル。「耳がきこえません」または「手話ができます」と印字されており、「聞こえない(にくい)人」であること、「手話ができる人」であることが一目で認識できます。
▼災害用バンダナの配布について
https://www.city.kanonji.kagawa.jp/soshiki/15/31163.html
バンダナはメッセージが見えるように背中に羽織るほか、けがをした時の三角巾や包帯、防寒着として使用できます