ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > まちのニュース > 市指定史跡・一夜庵 24年ぶりに改修

本文

市指定史跡・一夜庵 24年ぶりに改修

ページ番号:0058953 更新日:2024年12月6日更新 印刷ページ表示

 昨年12月から実施していた一夜庵の改修工事が終わり、11月26日に改修事業落成式が開かれました。一夜庵は俳諧の祖、山崎宗鑑が興昌寺の境内に結んだ数奇屋造の庵で、日本最古の俳跡といわれています。
 改修事業は、地元の個人・法人の寄付や全国からの支援金、観音寺市と姉妹都市・滋賀県草津市の補助金により実施し、かやぶき屋根のふき替え、支柱の取り替え、瓦の補修などが行われました。
 落成式で、佐伯市長は「一夜庵保存会の皆さん、市民や地元企業、全国の皆さん、そして草津市のご協力により、立派な改修ができた。一夜庵は観音寺市にとって素晴らしい観光地であり、文化の発信地であり、かけがえのない場所である。一夜庵を100年先、1000年先につなげていきたい」と挨拶。
 改修事業を実施した一夜庵保存会の大西馨会長は、「一夜庵が長く後世に残り、市の観光・文化の振興に役立ってほしい」と話していました。

一夜庵改修事業落成式

一夜庵改修事業落成式

一夜庵改修事業落成式

 姉妹都市・草津市の南川等副市長も出席されました。
(左から十河教育長、草津市 南川副市長、佐伯市長、挽田副市長)

一夜庵改修事業落成式

 一夜庵保存会 大西馨会長

一夜庵改修事業落成式

 一夜庵の屋根は京都府の専門業者が大阪府の淀川のヨシを使ってふき替えました。施行した担当者は「前回修復時の写真と、ヨシをほどきながら解体する中で構造を見ながら工事を行った。一夜庵は上品で堂々とした建物。少しでも長持ちしてくれたらうれしい」と話していました。

 

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)